訪問者数

 ようこそ583910
公益財団法人                                                                                  
 

▶ 市町村関係

 

 
投稿情報 >> 記事詳細

2018/02/07

講話「健康寿命の伸延と病的老化抑止に有効な漢方医学」

Tweet ThisSend to Facebook | by OB会1

       講話「健康寿命の伸延と
         病的老化抑止に有効な漢方医学」

  
       開催日:平成30年2月1日(水) 10時~12

       場所:徳島県総合福祉センター  5階 ホール

       講師:東洋病院 院長 清水 寛 先生

 

平成29年8月発行の徳島市医師会報には、講師先生が長年の功績を称えられ平成29年6月2日第32回大塚敬節記念東洋医学賞を受賞された記念号。講師先生のこれまでの業績を、概要、略歴、日本東洋医学会経歴、啓蒙活動、スポーツ関係、中国関係と分類別に記載され顕彰されていました。

 

◆『東洋医学の基礎知識』 ~健康寿命の伸延を中心に~

●WHO世界保健機構の報告では世界人の80%がハーブを用いるなど伝統医学への関心高まっている
未病の人たちが増加し自己管理意識レベルが高度になるなど、漢方医学に感心を持つ人が増えた

●漢方医学の特徴とては、構成要素(気・血・水)のバランスの調整、自然治癒力の助長、心身両面に作用、西洋医学では得られない治療効果が期待できるなど多数上げられる

●漢方薬と民間薬は異なるので誤解しないこと

●漢方治療
*漢方とは・・ *中国医学の流れ *日本漢方の変遷 *未病を治す *生薬とは・・・ 
*身近な生薬 *漢方薬の種類 *漢方薬の作り方 *煎薬法 *漢方薬の剤型 *葛根湯の構成生薬 *漢方薬って? *漢方薬がよく用いられる疾患 *漢方診療の特徴 *漢方治療の診断手段 *舌の構造と臓腑の関係 *舌の形態との基礎概念 *脈診 *脈象の概説(覚えておくと良い) *腹診(難しいから省く) *漢方医学的な病態 *薬性 *気・血・水の概念(左右の脈を診る) *発病のメカニズム 

 

●七情と五臓の関係

東洋医学では七情「喜・怒・憂・悲・思・恐・驚」と五臓「心臓・肝臓・肺臓・脾臓・腎臓」の関係、
①喜びが過ぎると気が緩み過ぎ心臓に変調をきたす

②怒り過ぎると気がのぼり肝臓に変調をきたす

③憂いや悲しみが過ぎると気が消耗し、肺臓に変調をきたす

④思い悩みすぎると気が停滞し、脾臓に変調をきたす

⑤恐れが過ぎると気が下がり、驚きが過ぎると気が乱れ、腎臓に変調をきたす

と言われているそうです。

 

●漢方治療の考え方

「気・血・水」のバランスが崩れると色々な症状が出現すると考えられている。
  気は「のぼせ・動悸・不安定」などの症状

  血は「アトピー・肌のくすみ・皮膚の乾燥」などの症状

  水は「むくみ・めまい・口渇」などの症状                                      

症状によって治療方法・治療薬が変わってくるので自分がどのタイプか良く見極める。


◆健康寿命の伸延と病的老化の抑止への対策が急務!

 3大死因(がん・心疾患・脳血管疾患)+認知症

 

●運動でがんリスクが低下する理由

運動によりナチュラルキラー細胞が増加することが明らかになった。免疫細胞を活性化させたり、がん細胞を直接殺したりすることで、がんを抑制する作用を持つ。

適度な運動はカロリー消費を促進するだけでなく免疫系の観点からもメリットがあることが明らかになった。

 

●太極拳の効果

うつ病、認知症、内臓機能調整、下肢筋力増強で転倒防止や骨折の防止など、筋肉への効果・脳への効果・ストレス等免疫系への効果、バランスへの効果が期待できる

 

●長期のストレスは癌リスクが高くなる

●魚や豆類、海藻類に多く含まれるマグネシウムを多く取ると心筋梗塞のリスクが減る

●カルシウム600mgとマグネシウム300mgが一日の必要量

●アルツハイマー病の病理学的特徴

●認知症に処方される漢方薬と構成生薬

●当院での地域医療の取組

●漢方医学は身近な医療

●漢方医学と西洋医学の併用の意義

 

漢方医学については言葉も難しく医薬品名や症状など覚えきれないほど沢山のお話を頂きました。

同じ熱の有る風邪でも「熱証」と「寒証」では薬や治療方法が異なるので注意が必要だそうです。

 

本日の講演の漢方医学や漢方薬に興味を持たれた方、試してみたいと思われた方も多かったのではないでしょうか。漢方医学と共に清水先生がお奨めしたいと言われた太極拳が次回の講話となっています。実技も体験できるようですので運動のできる服装でお出かけください。

身体を動かす体験型の講話も良いものです。お楽しみに。


                   今回の参加者 210名

       %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

          次回講話  平成30年2月21日(水)

                  「健康太極拳」 

                  講師:太極とくしま会長 中西 洋恵 先生

                       皆さんのご参加をお待ちしています。

                                  写真:32期 常陸  記:29期 上窪


22:23