防災講座の活動
私達は、シルバー大学校大学院防災講座を卒業し、同大学院OB会防災講座に所属している防災士の資格を持つ有志です。私達は、「生きがいづくり推進員」に登録し、とくしま“あい”ランド推進協議会を通じて、県内の様々な施設から依頼される防災体験学習の派遣要望に応えています。
昨年度(令和元年度)の派遣実績は計14件で、要望先の内訳は、県立防災センターの支援5件、教育機関の支援4件、地域防災活動の支援5件でした。
防災体験学習の実施項目は、身近なもので作る防災グッズ(プラ板、竹笛、新聞紙でスリッパ・帽子、ティッシュペーパーでマスク、ポリ袋でレインコート、段ボールでトイレ)、防災対策・訓練(家具固定、ロープワーク)、防災教育(防災講話、防災クイズ、防災すごろく)等です。
子供達に人気があるのはプラ板で、オリジナルのペンダント型の名札を作りながら、知らず知らずに防災に関心を持ってもらっています。
本年度(令和2年度)は、コロナ禍の影響で、要望があった施設からイベント中止の連絡が相継ぎ、9月まで派遣実績はありませんでしたが、10月及び11月に各1回市町村自治体から派遣要望があり、徐々に回復傾向にあります。本年度の防災体験学習は、コロナ感染防止の対策をとるとともに、防災グッズにフェースシールドの作製を新たに加えました。