防災 避難所開設・運営訓練(令和7年度)

講義「今すぐできる防災対策」

実施内容

1.日 時 令和7年9月30日(火) 14:00~16:00

2.場 所 徳島県立防災センター 視聴覚室

3.主 催 とくしま“あい”ランド推進協議会アクティブシニア地域活動支援センター

4.講 師 徳島県防災人材育成センター 活動推進員 中野 裕文 様

5.参加者 生きがいづくり推進員 28名(シルバー大学校大学院OB会防災講座会の会員)

6.実施内容 

1) 講義「今すぐできる防災対策」 (14時~14時50分)

・南海トラフ巨大地震の発生確率の変更について

 これまでは、30年以内に発生する確率は80%以上でした。 新たに本年9月26日発表されたのは、2つの計算方法を用いて算出した確率を併記した60~90%及び20~50%。この発表については、驚きと疑問があるとのことです。

・徳島県の南海トラフ巨大地震における北島防災センターの災害想定の変更の説明がありました。

・地震が起きた時の安全確保の姿勢について

 これまではダンゴ虫ポーズでしたが、今は大きな揺れでも姿勢を保ちやすいカエルポーズに替わりました。

・非常持出し袋について

 必要最小限にとどめ5kg以下にすると軽いので避難するのに良いとのこと。

・その他

 停電時のLED照明について、新しい製品を現物で説明されました。

2)訓練「アルミ携帯ベッドと段ボールベットの組立」(15時~16時)

・アルミ携帯ベッドの組立を、4人一組の班に分かれて組立を行いました。この組立については、皆さん思ったよりスムーズに組立ることができました。

・段ボールベッドの組立を全員で行いました。こちらは組み立てる時間がかかり、寝心地も固いので皆さんからは不評でした。 収納箱に戻す時も順序良く入れないと入りきらず時間がかかるのでこの点も不評でした。

アルミ携帯ベッド組立
ダンボールベッド組立

7.まとめ

今回の成果としては、過去に学んだ防災の知識が毎年変わることで、リカレント講座は大切さであることを認識しました。9月に発表された南海トラフ巨大地震の発生確率については驚きでしたが、引き続き防災の知識を新たに勉強していきたいです。

今回のリカレント講座で、防災に係る意識をレベルアップして今後の災害に取り組み、一人でも多くの命を守ることができればとの思いでリカレント講座を終えることができました。